「一戸建ての実家を売却したいけれど、売り払うまでにどのような手順を踏めばいいのか分からないので、物件の売り方についてくわしく教えてほしい。」

「住んでいない一戸建てを売り払う予定だけれど、見積もりを行う上で大体の相場が気になるので、売却時にかかる税金などと一緒に教えてほしい。」

上記のように、物件の売却についてお悩みを抱えてはいませんか？

とくに築年数が長い物件の場合は、適切な価値を付けて貰えるのか不安になることもあるでしょう。

そこで今回の記事では、「一戸建て住宅を売却する際の流れ」について中心にご紹介します。

査定時のポイントや、税金と相場などもまとめてみましたので、物件の売却を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

大阪府の一戸建ての売却相場

大阪府で一戸建てを売却する際の相場を、東西南北のエリア別に分けてご紹介します。

➀東エリア（東大阪市・八尾市など）

約250～4,000万円で取引されています。
未改装のまま売却されている場所も多く、200～500万円台で売却されている物件が目立ちました。

②西エリア（大阪市・堺市など）

約700～25,000万円で取引されています。

中心地である梅田付近にある物件が高価格で取引されており、離れていくほど物件が安くなる傾向にありました。

③南エリア（川内長野市・阪南市など

約300～2,500万円で取引されています。

東エリアや西エリアと比べると、立地条件的に値段が安くなっているのが特徴です。

④北エリア（吹田市・枚方市・高槻市など）

約500～6,500万円で取引されています。

約300万円で取引されている安い物件もありましたが、基本的には約1,500～3,000万円の物件が多いです。

一戸建ての流れや査定のポイントを解説

一戸建ての物件を売却したいときは、業者に査定依頼を申し込む必要があるところまでは理解できているかもしれませんが、それから先の流れについて分かっている人は少ないでしょう。

スムーズに売却作業を進めるためには、取引する際の大まかな流れを理解しておくのがおすすめです。

また、物件の査定時に抑えておくべきポイントも踏まえてご紹介します。

査定依頼・売却サポートしてくれる不動産会社を選ぶ

一戸建ての売却を検討するときには、まず周辺の相場を調べた上で信頼できる不動産会社を見つけましょう。

情報収集はできるだけ多めに行い、不動産に関する知識を増やしておくほうが、満足できる業者を見つけやすくなると言えます。

また、優良業者を探すためには、複数の不動産会社で見積もりを行ってもらい、提示された条件と内容を比較することが大切です。

すぐに業者に問い合わせるのが不安な方は、インターネットで無料の一括査定などを行った後、自分の条件に合致する業者に連絡し、査定へ来てもらうようにしましょう。

売却開始

ご自身のプランに合う不動産会社と契約したら、物件の売り出しに向けて動き始めます。

不動産会社が提示した目安相場と周辺相場を踏まえた上で、物件の最低売却価格を設定し、一戸建てを売りに出しましょう。

むやみに焦って値段を決定してしまうと、大幅に損をする可能性もあるので、値段を決めるときは慎重に時間をかけるのがおすすめです。

また、一戸建てにローンの残債がある際には、残っている金額の確認をきちんと行って、売却価格に上乗せができるか判断します。

売買契約の締結・引き渡し

不動産会社と契約を結んだ後、正式に売り出す価格を決定したら、物件の情報公開がはじまります。

それから、インターネット上での情報公開、近隣に折り込みチラシの配布、物件購入希望者への直接紹介や内覧会などが行われるのが一般的です。

内覧が終わると、購入意志のある購入希望者と売買契約を結び、不動産会社に仲介手数料を支払い、引き渡しが済めば取引が完了します。

打ち合わせは念入りにする必要がありますが、売買契約から引き渡しまでの一連の作業は、不動産会社がすべて行ってくれるので、何も知識のない人でも安心して利用することができます。

もし、不動産会社を通さずに取引をする場合は、大幅に時間がかかるだけではなく、売却作業もすべて自分で行わなければならなくなり、費用が高くなるのでお気を付けください。

また、さまざまな作業を一つの不動産会社に委ねることになるため、査定依頼時では慎重に選ぶようにしましょう。

売却時かかる税金

家を売却する時には、利益が発生すればどうしても税金がかかります。

また、税金と聞くと難しい印象を持つ人がほとんどですよね。

「売却するときに税金はいくらかかるの？」と不安に思う人も多いのではないでしょうか？

以下では、一戸建ての売却時に必ずかかる税金と、場合によってはかかる税金をまとめました。

必ずかかる税金

➀印紙税…売買契約時に使用する収入印紙へかかる税金

印紙税とは、売買契約書に貼る印紙のことです。

定められた金額の印紙を貼って消印することで、納税したと認められる仕組みになっています。

印紙税は印紙を購入費用に含んでいるので、購入時に支払っている状態です。

もしも払わなければ、3倍ほどの過怠税を払わなければならなくなるのでご注意ください。

②消費税…仲介手数料などにかかる税

消費税の課税対象になるのは、日本国内で事業者が事業として対価を得て行う取引です。

商品とサービスだけではなく、資産の譲渡も取引に含まれるので覚えておきましょう。

また、あなたが事業者ではなく個人の場合、売却すること自体に消費税はかかりません。

しかし、不動産会社に支払う仲介手数料や消費税が発生するので、取引の際にはご確認をお願いします。

場合によってはかかる税金

➀登録免許税…不動産登記の名義変更にかかる税

ローンの支払いが終わっていない家を売却する時は、抵当権付きの不動産を売却できないため、売却の決済・引き渡し前にローンを完済しておかなければなりません。

しかし、この抵当権はローンを完済しても自動的に抹消されるわけではなく、債務者が自分で手続きを行って抹消する必要があります。

その際に、手続き費用として登録免許税がかかるのでお気を付けください。

抵当権抹消登記に必要な登録免許税の税額は、不動産一つあたり1,000円です。

②所得税・住民税・復興特別所得税…売却益発生時に支払う税

家を売り払う時の利益を譲渡所得といい、その譲渡所得に対して所得税、住民税、復興特別税がかかります。

しかし、逆に言えば、譲渡所得がなければ上記の3つの税金は一切かかりません。

家を売却すれば必ず税金がかかるというわけでもないので、支払いについて正しく理解しておきましょう。

関西での戸建て売却は片付けレスキュー隊におまかせください！！

「大阪で一戸建ての売却をしたいけれど、どれくらい費用を用意すればいいのかわからないので、専門の業者に依頼して正確な見積もりをお願いしたい。」

「一戸建ての売却を考えているけれど、自分一人では費用の計算が難しく、税金や確定申告等もどういう風に対処すればいいのか悩むので、くわしく説明してくれる業者に相談したい。」

上記のように、一戸建ての売却について悩みを抱えてはいませんか？

物件の売却は普段あまり馴染みのないことなので、いざ買取作業を進めるとなると心配事も多く、どのように対応するべきなのか困ってしまいますよね。

私たちはさまざまな建物の買取作業をお請けしており、各種公的な必要書類の作成や提出、さらに近隣への挨拶回りまで、すべてワンストップサービスで対応しております。

どこの業者よりも満足度の高いお見積もりを目指し、最初から最後まで親切で丁寧なご対応を致しますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

まとめ

これまで「一戸建ての売却相場」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？

一戸建ての物件を売却したい時には、まず必要書類の準備を行い、業者に査定依頼を申し込みます。

それから正式に売買契約を結び、業者に引き渡しを行って貰いましょう。

また、さまざまな費用や税金がかかってくるため、自分の売りたい建物には何が必要になるのか、しっかりと確認しておくことが重要です。

特に、売却にかかる費用は不動産会社によっても異なりますので、自分が安心できる業者を選びましょう。