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TOP>お掃除コラム>木造住宅の解体にかかる費用の目安は?解体の手順やメリットについてご紹介!

「遠方に一人で暮らしていた祖母が老人ホームへ入居するため、これまで住んでいた木造住宅が不要になった…。」

「実家の木造住宅が老朽化しているため、解体して新しい家に建て替えを行いたい…。」

上記のような、木造住宅の解体に関するお悩みを抱えてはいませんか?

解体工事は人生において何度も体験することではないため、費用や手順が分からないという方は多いですよね。

そこで、今回の記事では「木造住宅の解体費用の目安」と「解体工事の手順やメリット」などを中心に解説いたします。

家(一戸建て・一軒家)を解体して更地にするにはどれくらいの時間と費用がかかるのか、しっかりと知識をつけておきましょう。

木造住宅の解体費用の目安をご紹介!

まずは、木造住宅の解体費用の目安の相場をご紹介します。

損をしない取引をするためにも、おおよその相場を把握しておくことが大切です。

木造住宅の解体費用の相場の目安はいくら?

木造住宅の解体費用の平均値を出すと、坪単価は約25,000~30,000円です。

しかし、木造住宅の解体費用は、地域環境、建物の大きさや形状など、条件によっても異なります。

たとえば、田舎と都市部では、周辺の建物同士の距離間が全く違いますよね。

人口密度も非常に高く、数多くの建物が密集している都市部は、大型トラック・建設機械の搬入や産業廃棄物の撤去作業などが行いにくいのです。

また、木造住宅の造りが平屋なのか2階建てなのかでも、解体費用は大きく変動します。

実際の相場は建物によって異なるため、必ず現地確認を依頼した上で、正確な見積もりを行って貰いましょう。

解体費用の総額はどれくらいになるの?

木造住宅はさまざまな条件によって、解体費用が変わることが分かりました。

しかし、木造住宅を解体する時にかかる費用の総額は、解体費用だけがすべてを占めているわけではないのでご注意ください。

木造住宅の解体時にかかる総費用は、以下の通りです。

➀建物本体の解体費
②水道やガスといった設備撤去費
③廃棄物の処分費(木くず、石膏ボード、ガラスなど)
④事務処理費(役所への申請手続き・工事状況を近隣に知らせるための看板など)
⑤付帯工事費(現場状況に応じた仮設費や養生費など)

その他の条件によっては、別途で追加料金がかかる場合もありますので、あらかじめ業者と相談しておくようにしましょう。

木造住宅は鉄骨造・鉄筋コンクリート造よりも安く解体できる?

日本にある戸建て住宅の構造は、大きく分けると「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3種類に分けられます。

坪単価の目安は、以下の通りです。

➀木造住宅…25,000~30,000円
②鉄骨造…30,000~40,000円
③鉄筋コンクリート造…40,000~50,000円

木造住宅が最も安く、鉄筋コンクリート造が最も高いことが分かると思います。

家の解体以外で発生する可能性がある費用は?

家の解体をする場合には、その他の料金が発生する可能性があります。

ここでは、解体時の具体的な追加費用についてご紹介いたします。

住宅の付帯設備の撤去費用

住宅の敷地内や近隣にある付帯設備を撤去する場合、追加で撤去費用がかかります。

解体したいモノの規模によっても費用は大きく異なるため、できる限り解体業者に直接見て判断して貰いましょう。

物置やカーポートの解体費用

物置やカーポートを撤去する場合、別途で解体費用が掛かります。

サイズにもよりますが、小さくても30,000円以上の費用がかかると考えておく方が良いでしょう。

庭石と庭木などの撤去費用

敷地内にある庭木や庭石などの撤去には、別途で撤去費用がかかります。

庭木は1本あたり約20,000~50,000円。

庭石は1㎥あたり約30,000~50,000円を目安にして考えておくのがおすすめです。

また、機械で撤去することができなかった場合は、手作業が必要になるケースもあるので、さらに人件費がかかります。

木の大きさ、石の重さと量によっても、費用は大きく異なるため、見積もりの際はしっかりと確認しておきましょう。

住宅解体で出てきた廃材の処分費用

解体工事中に出てきた廃材には、別途で処分費用がかります。

費用の計算方法も業者によって大きく異なるため、注意が必要です。

「廃材の種類別で分ける」「1㎡あたりの単価を基準に計算する」「坪単価の計算の中に処分費用も含める」など、どのようなプランで進められていく予定なのかチェックしておきましょう。

また、解体業者の見積もり書に処分費用がきちんと記載されていない場合は、別途で追加費用を請求されたり、不法投棄されたりする可能性があるため、事前に必ずご確認をお願いします。

処理場に持ち込むための運搬(運送)費用

工事中に出た廃棄物を処理するためには、別途で運送費用がかかります。

運送費はトラックの車種と移動距離で異なり、廃棄物の積載量が多いほど料金は高く、運び込む処理場が遠くにあるほど、運送費用も高くなるのが基本です。

元の料金にすべて含まれている業者もありますが、運送費用は別々になっている業者もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

住宅の現場環境で変わる追加費用

構造や廃材などの処分費用に加え、住宅の現場環境に合わせて別途で追加費用がかかります。

この追加費用を考慮しておかないと、想像以上のお金が必要になる場合もありますので、絶対に理解しておくことが重要です。

大型機械(重機)が進入できない場合の費用

建物に接する道路や敷地自体が狭い場合、大型機械(重機)が進入できないことがあります。

重機を利用して一気に取り壊すことが普通なので、機械を使うことができない場合には、すべて人間が手作業で行わなければならず、人件費が高くなるためご注意ください。

足場と養生シートの準備費用

解体工事を行うときには、屋根など高所での作業があるため、必ず足場を組まなければなりません。

ちりやほこりが舞うのを防ぐための、全体を養生シートで囲う作業も必須です。

また、防音効果も期待されるので、近隣への影響を最小限にすることもできます。

周りの方へ迷惑を掛けないようにする(苦情対策)ためにも、足場と養生シートは必ず準備しましょう。

交通整理員(ガードマン)の人件費用

解体工事を行う時には、近隣の道路状況に合わせて「交通整理員(ガードマン)」が必要です。

田舎なのか都市部なのかで地域差はありますが、1人あたり1日10,000~20,000円程度の人件費がかかるため、理解しておきましょう。

家を解体して更地にするメリット・デメリット

では、おおよその費用が分かったところで、家を解体して更地にするメリットとデメリットを見ていきましょう。

今後どのように対処するか悩まれている方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。

家を解体して更地にするメリット

まずは、家を解体して更地にするメリットをご紹介します。

建物管理の手間暇を省くことができる

「手間がかかるし建物の管理が大変…。」と感じている空き家は、解体すれば面倒な管理の手間を減らすことができます。

また、注文住宅を建てるために土地を探している方は、空き家を残したままの状態で売却処分するよりも、買い手が見つかりやすくなるというメリットもあるのでおすすめです。

家を解体して更地にするデメリット

つづいて、家を解体して更地にするデメリットをご紹介します。

建物付きの土地の方が需要がある

新居を建てるのにもお金がかかるので、リフォーム工事を行えばすぐに住める「建物付きの土地」の方が、需要も高く人気がある傾向にあります。

一方で「そのまま家に住み続けるのか」「解体して新居を建てるのか」、購入者に対して選択肢の余地を残しておく方が、買い手も見つかり売れやすくなるケースもあるため、見極めが肝心です。

解体後に自宅の売却を検討しているという方は、あらかじめ不動産会社に相談すると良いでしょう。

木造住宅の解体の手順について徹底解説!

では、実際に木造住宅を解体する際の大まかな流れを見ていきましょう。

建物を解体して更地化するまでの手順は、以下の通りです。

事前準備(情報収集)を行う

最初は、事前準備(情報収集)を行います。

大体の流れは、以下の通りです。

①解体・更地化のプロセス、費用や期間を調べる
②本当に解体(更地化)して良いのか確認する

一度解体を終えてしまった建物は、もう二度と元の姿に戻すことはできませんので、時間がたってから後悔することの無いように、最適な判断をする必要があります。

解体業者を選ぶ

次は、解体業者の選定を行います。

解体業者を選ぶ上で重要なのは、実績のあるプロの専門業者に依頼することです。

値段やサービス内容を比較するためにも、最初から1社のみに絞ることなく、複数の業者(3~4社程度)に相談して、その中から信頼できる業者を見つけていきましょう。

解体事前準備

解体事前準備で行う作業は、大きく分けると以下の3つです。

①近隣住民への挨拶回りをする
②解体予定自宅内の不要品を処分する
③配管・配線などの撤去をする

解体工事を行う時には、騒音や粉じん等が出てしまうので、周囲の人々に迷惑をかけてしまいます。

そのため、未然にトラブルになる可能性を防ぐためにも、近隣住民の方に挨拶まわりを行っておきましょう。

そして、ご自身で処分できる不要品があれば、業者に処分を依頼するよりもコストダウンができるのでオススメです。

また、水道、ガスや電気などのライフラインである配管は、各管理会社に連絡し撤去して貰うことを忘れないようにしてください。

解体・撤去・整地作業など

こちらの作業は、主に解体業者がメインで進めていきます。

まずは、建物内部にある、壁・床・瓦・天井などの撤去です。

内部の撤去が完了したら、重機を使用しての解体がスタートします。

解体と除去がすべて済んだら、最後の仕上げに整地作業を行って終了です。

解体終了後の事務作業

業者が解体を終了した後には、3つの作業を行う必要があります。

①解体業者から作業完了の報告を受ける
②滅失登記の手続きをする
③近隣住民へ「解体工事終了」の連絡をいれる

解体業者さんから作業完了のお知らせを受け、現地の確認がすべて終わった段階で、業者側の作業はすべて終了します。

その後は、建物の登記簿を閉鎖するために「滅失登記の手続き」を1カ月以内に行いましょう。

ご自身で法務局に行き手続きを行うか、もしくは有料で土地家屋調査士に依頼して行います。

最後は「解体工事が無事に終わりました。」というお礼の報告を、ご近所の皆さまに連絡しておきましょう。

木造住宅の解体をお考えなら是非かたづけレスキュー隊にご相談ください!

「住まなくなった木造住宅を撤去したいけれど、どれくらいの費用がかかるのか気になる…。」

「解体に関する専門知識が全くないので、具体的な工事スケジュールなどを知りたい…。」

上記のように、木造住宅の解体作業についてお悩みの方はいませんか?

普段の生活の中でもあまり馴染みのないことですし、いざ自分で解体を進めるとなると心配事も多く、どのような感じで対処するべきなのか困ってしまいますよね。

そのようなお悩みを抱えている方々の不安を解消するために、私たち「かたづけレスキュー隊」は心を込めて精一杯サポートさせていただいております。

私たちは家屋やビルをはじめとしたさまざまな建築物の解体工事全般をお請けしており、各種公的な必要書類の作成や提出、さらに近隣への挨拶回りまでワンストップサービスで対応することが可能です。

どこの業者よりも安いお見積もりを目指し、最初から最後まで親切で丁寧なご対応をいたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

無料見積りはこちらです。

まとめ

「木造住宅の解体工事」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

解体に必要な総額を見てみると、数百万円以上の膨大な費用がかかる作業なので、業者選びは慎重に行わなければならないことが分かったかと思います。

少しでも安くお得に工事を完了させるためにも、自分が安心して信頼できる業者を見つけ出し、正確な見積もりを行って貰いましょう。

2020年3月31日更新
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