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「亡くなった祖父の部屋がゴミ屋敷状態だったので、一人では手に負えないから業者に依頼したいけれど、相場が分からないので教えてほしい。」
上記のように、実家の片付けについてお悩みの方はいませんか?
故人の葬儀後には、写真、アルバム、洋服や家具など、さまざまな物の処理に追われることでしょう。
実際に「親の葬儀後にどのように困ったのか」片付けを行った方にアンケートで聞くと、身の回りのものの処理と答えた方が、圧倒的に多いという結果が出ました。
また、自宅の状況はプライベートのことでもあり、気軽に周囲へ相談できることでもないため、どのように対処すればいいのか分からない人がほとんどですよね。
そこで今回の記事では、「いつ頃から片づけを行うべきか」や「ゴミ屋敷の場合の解体費用」などについてくわしくご紹介します。
部屋の中を効率よく片付けるためにも、しっかりとポイントを抑えておきましょう。
実家の片付けはいつから行うべき?
それでは、実際に家の片付けを始めていきましょう。
でも、いつ頃から掃除を開始すればいいのか疑問に思う人も多いと思います。
部屋の片付けをする時には、生前整理や遺品整理と同時に行うのがベストです。
生前整理
実家の片づけは、できるだけ親が元気なうちに済ませるのが最適です。
親の意思を尊重し、何がいるのか話し合いながら進めることができるので、楽に遺品の分別を終わらせることができます。
また、体の自由が利くのであれば、無理のない範囲で一緒に片づけを手伝ってもらうことも可能です。
しかし、親が亡くなってから片づけを始める際には、その状況に応じて片付けるべきタイミングが異なるのでご注意ください。
遺品整理
遺品整理とは、洋服、家具、写真やアルバムなど、亡くなった人が残したものをまとめて片付けたり処分したりすることです。
故人のものには思い出がたくさん詰まっており、供養を意識するためにも適切な処分を行いましょう。
でも今は、超高齢化社会であり核家族化が進んでいるため、遺品整理がなかなか進まなくなってきているのも現状です。
また近年では、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、デジタル遺品の処分にも時間がかかるので、事前からパスワードや個人情報などの取り扱いには気を付けなければなりません。
一人で実家の片付けは厳しい・・・
ご自身だけ、もしくはご家族や親族で協力して片付けをする方も多いでしょう。
しかし、仕事や家庭の事情により時間があまりなく、手に負えない状況になる人も多いかと思います。
そういう時には、早めから遺品整理業者や不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
特に、部屋にある物の量が多すぎる、部屋の数が多い、実家が遠方にあるなど、片付けが大変だと感じる方は事前に相談してみるとスムーズに進みます。
一人で行わず、業者を使いましょう
片付けや掃除を専門とする業者に依頼すれば、以下のように数多くのメリットがあります。
・自分の都合がよい日時を指定して作業してもらえる
・感染症予防にもつながる
・害虫駆除や特殊清掃を依頼することもできる
・労力や時間を大幅に節約することができる
・不用品も一緒に処分してもらえる
片付けの費用相場
お部屋の片付けを業者に依頼した場合の目安費用は、以下を参考価格として考えてみてください。
・1K~1DK程度で物も汚れも少ない部屋:60,000円~
・2DK以上の大きさで物も汚れもある部屋:120,000円~
・3DK以上の大きさで物も汚れも多い部屋;250,000円~
実際にかかる料金は、現場の環境によって大きく異なります。
例えば、エレベーター付きのマンションにお住いの場合、階数が上がればその分時間を費やすので、費用も高くなると言えるでしょう。
実家がゴミ屋敷の場合の費用相場
一般的なお部屋よりも、ゴミと汚れが溢れるほどたくさんある「ゴミ屋敷」の場合は、費用がどれくらい異なるのでしょうか?
・1K~1DKの部屋:150,000円~
・2DKの部屋:350,000円~
・3DKの部屋:550,000円~
1年に渡って小まめな掃除を行っていなかった場合、数十時間の家事が先送りされることになってしまいます。
当然、先送りした家事はいつかやらなければいけない状況になるので、その作業を一気にやるゴミ屋敷の掃除は大変です。
例えば、アルミ缶や新聞紙などの資源物が多いと、買取対応して貰えるのでゴミの処分費用は安くなります。
また、まだ使える家電製品や貴金属なども買取して貰えるため、処分費用が安くなると言えるでしょう。
解体や買取も考える場合
今後もう住む予定がない等、ご家庭の状況によっては、ゴミ屋敷の解体・買取を考える人もいますよね。
そこで、以下では実際の相場がどれくらいなのかを解説します。
解体費用の相場
建物の解体費用は、地域環境、建物の形状や大きさなど、立地条件によって大きく異なります。
例えば、都市部と田舎では、周辺の建物同士の距離感が変わりますよね。
たくさんの建物が密集している都市部は、建設機械や大型トラックなどの搬入、そして産業廃棄物の撤去が行いづらい傾向にあります。
しかし、実際にかかる相場は建物で異なるので、必ず現地確認を依頼した上で、正確な見積もりを行って貰いましょう。
今回は、首都圏である東京・大阪・福岡の解体費用を材質ごとにまとめました。
➀木造住宅の解体費用相場(坪単価)
東京:29,000円~
大阪:29,000円~
福岡:27,000円~
②鉄骨住宅の解体費用相場(坪単価)
東京:49,000円~
大阪:32,000円~
福岡:35,000円~
③鉄筋コンクリート造住宅の解体費用相場(坪単価)
東京:76,000円~
大阪:48,000円~
福岡:56,000円~
東京は大阪や福岡よりも人件費がかかるため、廃棄物の処理費用がどうしても高くなります。
余裕をもって解体作業へ望むためにも、+5,000円程度が坪単価であると考えておくのがおすすめです。
また、中心地になればなるほど徐々に値段が高くなるため、地域環境で大きく変化することを覚えておきましょう。
買取の相場
ゴミ屋敷の買取相場は、一軒家かマンションかでも大きく異なります。
部屋の大きさと建物の築年数など、さまざまな条件で値段が変動するため、一概にいくらであるとは言えません。
また、お店によっても買取プランがバラバラであり、査定金額が大幅に違うので、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
近年では、利用者を騙そうとする悪徳業者も増えていますので、依頼時には渡された書類などをしっかりと保管するようにお願いします。
実家の片付けなら、片付けレスキュー隊におまかせ!
「実家がゴミ屋敷状態になっており、足の踏み場すらないのでどこから片付ければ良いのか悩んでいる…。」
「家に大量のゴミが溜まっているけれど、自分一人ではどうすることもできないので困っている…。」
上記のように、お部屋の片付けについてお悩みの方はいませんか?
このような掃除に関するお悩みを抱えている方の不安を解消するために、私たち「片付けレスキュー隊」は心を込めて精一杯サポートさせて頂いております。
マンションの一部屋から家一軒丸ごとまで、さまざまな規模に合わせた清掃作業を行うことが可能です。
粗大ゴミや大型家具の運び出しに始まり、ハウスクリーニングや特殊清掃などにも柔軟に対応しています。
また、不動産買取サービスでゴミ屋敷の物件を丸ごと買取することもできるため、まずはかたづけレスキュー隊までお気軽にご相談くださいませ。
まとめ
「実家の片付けをどのようにすればいいのか」について中心にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
生前整理や遺品整理を行うタイミングで準備をしっかりと行い、大きな物から片付けを始めるのが最適です。
しかし、どうしても自分とご家族で終わらせられないと判断した場合には、早めから業者に頼りましょう。
また、口コミや評判を入念に確認して、信頼できる業者を探すことも重要になります。
ここで学んだ内容を活かし、ご自身が安心して片づけを任せることのできる業者を選びましょう。