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「これまで住んでいた100坪の家を解体したいけれど、どれくらい費用が掛かるのか分からないので相場を知りたい…。」
「引っ越しにもお金が必要なので、解体で数十万円以上かかる費用を少しでも安く抑える方法が知りたい…!」
上記のように、家の解体に関するお悩みを抱えたことはありませんか?
解体工事は人生で何度も経験することでもないので、どれくらいのお金を準備する必要があるのか気になる方は多いですよね。
そこで、今回の記事では「100坪の木造住宅を解体する際にかかる費用相場」を中心にご紹介します。
また、費用をどのようにしたら抑えられるのかについても詳しくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
木造住宅100坪!解体費用の相場はどれくらい?
では、木造住宅を解体する際にはどれくらいのお金が必要なのでしょうか?
実際に1坪ごとの単価がいくら程度なのかを見ていきましょう。
参考記事:60坪の家の解体にかかる費用相場は?費用を抑える方法やメリットについてご紹介!
木造住宅100坪!解体費用の相場はどれくらい?
では、木造住宅を解体する際にはどれくらいのお金が必要になるのでしょうか?
実際に1坪ごとの単価がいくら程度なのかを見ていきましょう。
坪数ごとの解体費用は?
木造住宅の1坪ごとの目安単価は約25,000~30,000円です。
主な解体方法には、「手解体」と「重機解体」の2種類があり、現場状況に応じて変更する必要があります。
手解体を選ぶと、30~40%ほど重機解体よりも費用が高くなる傾向にあるため、依頼時にはお間違えのないように注意してください。
また、現在の解体工事現場では、手解体と重機解体を組み合わせた「重機併用手こわし工法」が、解体工事の主流になりつつあります。
ご自身の住宅に合わせて、効率の良いプランを選択しましょう。
建物の解体作業以外でかかってくる費用は?
100坪の家を解体する時には、人件費や産業廃棄物処理費など、建物以外の部分でかかってくる費用が意外にもたくさんあります。
またアスベスト除去が必要になるケースもあるため、ご自宅に当てはまる項目がないか確認しておきましょう。
アスベストの除去費用
築年数が古い建物には、アスベスト(石綿)が含有しているケースがあります。
現在は発がん性物質が含まれていることが分かったため、日本全体で使用禁止になりました。
でも、もしもあなたが当時に造られた建物に住んでいる場合、アスベスト問題を無視することはできません。
建物を解体する前には、アスベスト調査を行って周囲へ飛散させない工法をする必要があり、廃棄物処理を依頼しなければならないため別途で除去費用がかかります。
また発塵レベルや面積ごとに費用が分類されており、数十万円から数百万円と料金も幅がひろいため、値段の気になる方はあらかじめ業者に問い合わせておきましょう。
参考記事:解体工事におけるアスベストの届出や解体費用・近隣説明について
交通整理員用の人件費
解体工事中には、見回り用の交通整理員を雇う必要があります。
期間にもよりますが、作業の期日が長くなれば長くなるほど料金も増えていくため注意してください。
雨・雪・台風などの天候によって作業が長引く可能性があることも、事前に頭の中に入れておくようにしましょう。
産業廃棄物処理費用
自宅の周囲にあるブロック塀、物置として利用しているガレージなどを撤去する場合は、別途で追加料金が請求されます。
また、上記の設置物が原因で、工事で使用する重機の運搬が困難と判断された際には、やむを得ずに取り壊さなければならない場合があります。
解体時に出てきた廃棄物は家庭で排出される一般廃棄物とはちがい、産業廃棄物として取り扱われるので、処分費用が少し高くなるので覚えておきましょう。
地域別に解体費用をご紹介!大阪の費用相場はいくら?
住宅の解体費用には、人件費や廃棄物処理費用などがすべて含まれているため、地域によっても大きな差が出ます。
今回は、都市部である東京・大阪・福岡の費用相場(坪単価)をまとめてみました。
なお、下記の金額は建物の養生・解体費のみであり、庭木・庭石や駐車場の撤去には別途費用がかかりますので、見積もり時にはお間違えの無いよう注意してください。
業者によっても金額は異なりますので、あくまでも建物を解体する時の目安金額として考えるようにお願いします。
木造住宅の解体費用相場(坪単価)
①東京の坪単価…約29,000~30,000円
②大阪の場合…約29,000~30,000円
③福岡の場合…約27,000~28,000円
坪単価自体はそこまで異なりませんが、東京は大阪と福岡に比べて人件費が高く、廃棄物処理の費用も高くなる傾向にあります。
1坪あたり30,000円程度と考えておくと良いでしょう。
また、大型トラックや重機等が侵入できるスペースがなく、人が手作業で進めなければならなかったり、安全のためにガードマンを配置したりする必要があるため、他の地域よりも割増で費用がかかります。
地方の解体費用は安めですが、都心になるにつれてだんだんと高くなる傾向があり、道路状況によっても大きく変化することを理解しておきましょう。
「そんなに払えない…」安い費用で家を解体するための裏技
人生においてそこまで経験することのない、家の解体工事。
慣れないことはかなり多いし、自分で調べたり探したりするのも億劫で、どのように対応すればよいのか悩んでいるという方は多いでしょう。
専門業者に全部任せっきりになってしまう方も多いですよね。
でも、費用を安く抑えたいなら、自分で動いた方がお得になります。
仲介を挟まずに解体業者へ直接依頼する
自分で業者との間に入って対応すれば、中間マージンをカットすることができますので、十数万円のコストをカットできます。
少しでも費用を安く抑えたいなら、面倒でも自分で業者を選びみましょう。
解体業者を選ぶ時には、複数社(2~3社程度)で見積もりを行い、しっかりと内容を見比べるのがおすすめです。
建物滅失登記を自分で行う
建物が無くなったことを証明するためには、解体作業後から一か月以内に「建物滅失登記」を行わなければなりません。
その建物滅失登記を自分で行うと、手数料や代行費用が不要になるため、コストをカットすることができます。
忙しくて時間が取れない場合には、専門業者に依頼する方がスムーズですが、時間に余裕がある方は個人で行うのがおすすめです。
補助金・助成金を活用する
工事は始まる前に市町村の自治体に相談すれば、条件によっては補助金や助成金を出してくれることがあります。
というのも、近年では、長期間住まれていない空き家・老朽化している家屋・倒壊する危険のある家などが増加し、国で問題視されているためです。
審査条件は自治体によって異なりますので電話や窓口にて内容の確認をし、期限よりもできるだけ早めに申込みを終わらせるようにしましょう。
廃棄物処理費用を少しでも抑える
解体工事中に出てきた不要な家財道具と廃棄物を処理する際には、細かい費用が掛かります。
例えば、長年使っていたテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機などの電化製品。
もう使う予定がないタンス、ソファ、ベッド、食器棚などの大型家具。
そして、日常生活でたくさん出てくる生活ごみ。
自分で運んだり捨てたりできるものでも、面倒くさいからと業者に依頼してしまうと、自分で処分するよりも大きな費用が掛かってしまいます。
リサイクルショップ・フリマアプリやネットオークションで売却する、クリーンセンターに引き取りを依頼する、友人・親戚に譲る、自治体の回収サービスを利用するなど、できるだけ自分で工夫して処分を行いましょう。
参考記事:引越しに伴う粗大ごみ・不用品の処分方法とは?費用相場についても解説
木造住宅の解体をお考えなら是非かたづけレスキュー隊にご相談ください!
「これから引越し予定の家を解体したいけれど、どれくらいの費用を用意すれば良いのか気になる…。」
「住宅解体に関する専門知識が全くないので、工事内容と相場等についてくわしく教えて貰いたい…。」
上記のように、家の解体工事についてお悩みの方はいませんか?
解体工事は日常生活の中でもあまり馴染みのないことですし、いざ自分のみで作業を進めるとなると心配事も多く、どのように対処するべきなのか迷ってしまいますよね…。
上記のような工事に関するお悩みを抱えている方の不安を解消するために、私たち「かたづけレスキュー隊」は心を込めて精一杯サポートさせていただいております。
私たちは家屋やビル等を始めとしたさまざまな建築物の解体工事全般をお請けしており、各種公的な必要書類の作成や提出、また近隣住宅への挨拶回りまでワンストップサービスで対応することが可能です。
どこの専門業者よりも安いお見積もりを目指し、作業開始から終了まで親切で丁寧な対応をいたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
まとめ
これまで「100坪の家の解体工事」について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
住宅の解体工事には、数十万~数百万円もの膨大な金額がかかるため、ご自身が安心して依頼できる業者を見つけ出し、サービスを依頼するようにしましょう。
「少しでも解体費用を安く抑えたい。」という方は、条件によっては自治体が援助してくれますので、諦めずにまずは一旦問い合わせてみるのがおすすめです。
より良い解体工事を行うためにも、事前準備は怠ることなくしっかりと行うようにしましょう。
無料見積りはこちらです。